【妖怪ウォッチ4++】雑談掲示板へのコメント【ぷらぷら】

妖怪ウォッチでのエンマは死者を裁くという設定はなく、妖魔界の王として君臨しています

作品内での立ち位置としては協力者、助言役、物語のガイド役であって主人公となる事は…まずないです

あくまでも主人公はケータやジンペイ、ナツメ達やシンであり、エンマは狂言回しに徹しています

多分、その強烈な個性と戦闘力で主人公達の存在感が埋没しないように配慮した結果と思われます

その為か、どうしても全てを理解しているのに彼の行動が後手に回る妙な演出が多くなります

しかし…それは演出の都合上致し方ない気がします

妖怪ウォッチのテーマ『異界の存在（妖怪）と人間の共存』を訴えるのはあくまでもケータやシン、ナツメ達であり、エンマはそれを受ける側ですから

作品の都合上、パワーバランスもおかしなトコもあります

・空亡以上の実力を持つミケッティオをどうやって三つに分けて封印したのか（Y学園）

・夜叉エンマで一度は空亡を退けたのに、その上位（と思われる）の覚醒エンマがなぜ鬼王羅仙に遅れをとるのか（映画シャドウサイド）

・イツキの心を持つのに、何故『人間を理解するため』等で封印されたふりをしたのか（映画五つの物語）

これらはみんな作品が世に出る時期が違うために、仕方なく生じた矛盾だと思います

エンマは主役ではありません

あくまでもガイド役や協力者、一人のヒーローであり、主人公達が発言すべき事や行動すべき事は立場上できないからだと思われます

各種作品で、エンマをどのように動かすか…どんな事を喋らせるかは、かなり難しかったと思います

そんな難しいポジションのエンマさんですが、ゲーム上では大活躍しています

特にこの妖怪4は操作性と追従性を重要視して調整してあるらしく、アクションゲームが苦手な方でも戦果が挙げられる状態です

もし、妖怪ウォッチという作品が今後も続くなら続投出演は継続されると思いますが、今後も変わらぬ魅力を出し続けてほしいと思います